ダイオキシン類とは、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)、ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)、コプラナーポリ塩化ビフェニル(Co-PCB)という化合物の総称です。
ダイオキシン類は炭素・酸素・水素・塩素を含む物質が300~500℃で焼却される過程で発生する副生成物であり、分析のための標準品の作製等の研究目的で作られる以外には、意図的に作られることはありません。
内部を隔離養生する為に建屋外周には枠組等で足場設置、養生シートで全てを覆います。
仮設上部にはラフター等を用いて専用屋根を揚重し、取付けを行います。
関係法令に基きセキュリティールームの設置を行います。施工スペース、予算等に応じて計画します。
負圧空間を造る為、仮設内部はプラスチックシートで養生、目貼りを行います。
周辺環境保全のため、チャコール・HEPAフィルターを配置した集じん機を使用。フィルター類は適正処理。
ウォータージェット(200kg/cm²~500kg/cm²)を用いて各機器の汚染物を洗い流します。
密閉養生内での設備撤去には主に解体重機を用いて行います。環境保全の為に集じん機を稼働します。
焼却炉設備特有の深いゴミピット、基礎等、土留め後に解体専用重機を用いて撤去します。
大型焼却炉から小型焼却炉、あるいは煙突等様々な場所にダイオキシン類は存在し、環境に弊害をもたらします。弊社ではオンサイト工法から始まりオフサイト工法にいたるまで幅広く撤去活動を行い、環境保護に力を入れています。また、PCB処理施設の解体も行っており、書類作成から確実安全な現場施工にいたるまでお客様の信頼を得ております。
煙突部・炉本体をそれぞれ梱包した上で負圧施設へ運搬。洗浄後解体します。-オフサイト工法
200kg/cm²~500kg/cm²の煙突洗浄用ウォータージェットを使用して洗浄します。
重機等使用できない部位はゴンドラを駆使し、エアライン設備を用いて人力撤去を行います。
PCBを処理する施設をも解体可能です。汚染区域、汚染機器等を各手順を踏まえ撤去します。